出品者のためのヤフオク・メルカリ・ラクマ 徹底解説①

2019年6月23日日曜日

オークション・フリマ

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自宅にある不用品を処分したい、自分では使わないけど捨てるにはもったいない、そんな時に役立つのはオークションやフリマサイトです。

うまく利用すればとても便利ですが、初めての出品にはいろいろと不安もありますね。

そんな不安を少しでも解消するために、ヤフオク・メルカリ・ラクマの3つのサイトについて解説したいと思います。


オークションとフリマサイトの違い




3つのサイトを解説する前に、まず前提としてオークションとフリマサイトの違いを説明します。


この違いを知っていれば、より自分にあった出品サイトを選択できます。

オークション
  • 自分で設定した価格よりも高い価格で売れる可能性がある。
  • 出品期間が決まっている。(自動再出品も可能)

フリマサイト
  • 自分で設定した価格でしか売れない。
  • 売れるまで出品されている。

いちばん大きな違いは、自分で設定した価格以上で売れる可能性が、有るか無いかです。

さっそくヤフオク・メルカリ・ラクマを分類してみます。 

オークション・・・ ヤフオク
フリマサイト・・・ メルカリ・ラクマ 

ヤフオクは、オークションに分類しましたが、実はフリマ機能もあります。
ただ、最初はこの分類で理解したほうが分かりやすいと思うので、このまま説明していきます。

オークションとフリマ、出品した場合をイメージしてみよう


具体的な例をあげて、説明していきます。

ぱわっこが500円に価格設定した本を出品し、その本を買いたいと思ったA君とB君がいると仮定しましょう。

本を買うことができるのは、二人のうち一人です。


〈ヤフオクに出品した場合〉

A君が購入するには、B君より高い値段で買うしかありません。

B君が購入するには、A君より高い値段で買うしかありません。

オークションの終了時間まで、二人はどちらがより高い値段で買うかを競争し、結局1,000円でA君が購入しました。


〈メルカリ(ラクマでもOK)に出品した場合〉

A君は、サイトで欲しかった本を見つけ、すぐに購入手続きをしました。

B君は、買おうと思いつつも、A君に先を越されてしまい、買うことができませんでした。

結局、先に購入したA君が500円で購入しました。


このように、ヤフオクは、高い値段をつけた人、メルカリ・ラクマは早い者勝ちで購入者が決まります。

同じ本を同じ価格で出品しても、出品するサイトによって値段が倍以上ちがってしまうことだってあります。

だから、どのサイトに出品するかはとても大切になります。


オークションとフリマ、どちらに出品したらいいの?


自分にとっては不用品でも、いざ出品するとなれば、出来るだけ高く売りたいですよね。

オークションとフリマサイト、どちらで出品したらいいのかなと悩むかもしれません。


私の場合は、次のような基準で出品するサイトを決めています。

オークション
  • 商品価値が分からない、決められないもの
フリマサイト
  • 価格相場がある程度決まっているもの

珍しいものや誰も同じものを出品していない・ハンドメイド商品など、商品の価値が分からない、決められない場合はオークションをおすすめします。

自分の予想以上の価格で売れるかもしれないからです。

それに対して、出品する商品の価格相場がある程度決まっている場合には、どのサイトに出品してもあまり変わらないかなと感じます。

そのため、価格相場がある程度決まっている商品を出品する場合には、価格以外の要素で出品サイトを決めるのが良いかなと思います。

価格以外の要素とは、たとえば支払手数料だったり、換金のしやすさなど、ほかにもいくつかの要素が考えられます。


価格相場はどうやって調べるの?




価格相場が決まっているかどうかなんて分からない、価格相場なんてどうやって調べるの?という人もいるかもしれません。

価格相場が決まっているかどうかを知る簡単な方法として、自分が出品しようとしているものと同じものがすでに出品されていないか、3つのサイトを調べてみましょう。

商品を検索するだけなら、会員登録は必要ありません。

検索に自分の売りたいもの(商品名や型番などでOK)を入力してみてください。

商品名や型番が分からなくても、自分がもし手元にある商品を購入したいと思ったら、どんなキーワードで探すのかを考えて検索してみましょう。

同じ商品をヤフオクで見つけたら、終了までの残り時間が短い順に並び替えてみましょう。だいたい似たような金額になっていませんか?

新品と中古では価格差があるため、自分の商品状態に近い商品を参考にしましょう。

メルカリではSOLD、ラクマではSOLD OUTが表示されている商品の価格を見てもいいですね。

実際に過去に売れた価格なので、価格相場を知る参考になります。

3つのサイトを調べても、まだよく分からない、相場がつかめないという場合ももちろんあります。
 
そんなときは、私もよく利用しているオークションやフリマサイトの価格相場を無料で調べることができる「aucfan」(オークファン)というサイトを利用するのもおすすめです。

かなり前の出品情報も見られるので、とても便利です。

有料会員になると詳細な価格情報も見られますが、私は会員登録不要で無料で見られる情報で十分満足しています。 

aucfan オークファンのサイトはこちら
 
ここまで調べれば、なんとなく価格相場がつかめてきたでしょうか?

もしここまで調べても価格相場が分からなかった場合は、

  • 商品価値が分からない、決められないもの

 なので、ヤフオクで出品することを検討してみるのもいいですね。

このあたりで、オークションに出品するか、フリマサイトに出品するか、なんとなく頭の中に浮かんでいれば十分です。

でも、まだ最終決定しなくても平気です。

出品価格を決定しよう



価格相場はもう調べたので、今度は出品価格の決定方法です。

  1. 価格相場がある程度決まっているもの
  2. 商品価値が分からない、決められないもの

2つに分けて考えていきましょう。

価格相場がある程度決まっている場合の出品価格の決め方


価格相場を調べたからといって、その価格で出品しなければいけないということではありません。
 
自分はこの価格じゃなきゃ絶対売りたくないと思ったら、その価格で出品価格を設定しても、まったく問題ありません。

アドバイスとして、特にフリマサイトについて言えることですが、低い価格設定よりは高い価格設定で出品した方がいいということです。

相場よりも低すぎる価格で出品すると、ほんの数秒で売れてしまうこともあるので、注意してくださいね。

購入希望者は、お目当ての商品が出品されたときに、通知を受け取るように設定することができます。

自分の商品なんてすぐには誰も見ないだろうと思っても、あっという間に購入されてしまいます。

 私も、出品した途端に出品リストから商品が消えてしまい、「あれ?出品できてなかったのかな?」なんて思っていたら、実はもう購入されてしまっていたという経験があります。

そんな時は、売れたのは嬉しいけれど、「価格設定が安すぎたかな。」なんて、少し複雑な気持ちになります。

人気商品などは特に気をつけましょう。

低すぎる価格かどうかの判断材料として、ヤフオクではウォッチリストの数、メルカリではお気に入りの数、ラクマではいいねの数が参考になります。

数分間にハイペースでこのような反応がついた場合は、価格設定が低すぎる可能性もあるので、価格について再検討しましょう。

ただ、これはあくまでも価格設定を見誤った場合に限りやった方がいいです。

なぜなら、出品された商品を見て、すでにお気に入りやいいねをして商品を購入するかどうか検討してくれている人がいるのです。

その検討している最中に商品の価格設定を高くするのは、少し感じが悪いと思いませんか?

だから、最初から低い価格設定よりは高い価格設定で出品した方がいいかなと思います。

でも、高めの価格設定じゃ売れないんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。

心配ありません。

価格変更は比較的かんたんに出来るので、高すぎるかなと思ったら、低い価格に設定し直せばいいです。

 同じ出品価格の変更でも、高い価格から安い価格への変更は、購入を検討している人にとっては、「さっき見たときより安くなってる、ラッキーだな。」というぐらいにしか思わないでしょう。

出品したときよりも、安くなったからといって、悪い感情を持つこともあまりないと思います。

一番ダメなことは、低すぎる価格設定ですぐに購入されてしまったあと、やっぱり安すぎたから売るのをやめたというような場合です。

これをすると、ペナルティが課せられる場合もあります。

また、購入者にとってみても、大変迷惑になるため、気をつけましょう。


商品価値が分からない・決められない場合の出品価格の決め方


価格相場を調べてもよく分からなかったという場合、出品サイトについては、ヤフオクがおすすめという話をしました。

過去から現在にいたるまで、あまり出品例がない商品だった可能性もありますね。

価格についてはどうすればいいかというと、参考にする例がないということであれば、自分の言い値に設定するしかありません。

この価格で売れたら満足という価格で最初は出品し、ウォッチリストやアクセス数の反応を見てから、再検討するのが良いと思います。

このとき、価格以外のことでもアドバイスがあります。

短い出品期間にしてしまうと、出品商品を見てもらえる人数も限られてしまうため、できるだけ長めの出品期間にした方がいいです。

珍しい商品や普段なかなか出品されない商品は、購入希望者がいたとしても、頻繁にサイトをチェックしていない可能性が高いです。

より多くの人に見てもらい、購入意欲の高い人の目にとまることが大切で、それが複数人いれば、出品者にとっては嬉しいことですよね。

売れるか売れないかも未知数ですし、最終的にいくらで売れるかも未知数ですが、最初に設定した価格は、自分が満足できる価格であって、それ以下で落札されることはありません。

あとは、気長に購入者があらわれるのを待つだけです。


出品サイト、出品価格の目安が決まったら


次はサイトごとに支払い手数料、補償などを確認したうえで、最終的な決定をしましょう。

ここまででだいぶ長くなってしまったので、続きは次の記事にアップしたいと思います。


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