ただ、購入した備蓄品がそのまま使われることがないまま期限切れになることも同時に多くなりました。
本日は、エビアンの販売で知られる伊藤園に問い合わせた結果をふまえ、賞味期限切れの水はどうすべきかを考えてみました。
賞味期限切れの水も飲める!
結論からいうと、賞味期限切れの水も役に立ちます。
ただし、密閉状態のものです。
伊藤園が販売するエビアンのお客様相談室に問い合わせた内容をもとに、ポイントを記載します。
- 賞味期限切れでも密閉状態なら1年過ぎていようが、5年過ぎていようが飲用可能
- 賞味期限切れの場合は風味が落ちるが、カビ臭くなるなどということはない。
結論として、メーカーの見解は、賞味期限切れの水は、飲料水としてオススメはしないが、飲むことは可能ということです。
賞味期限切れの水を飲む際の注意点は?
先程、賞味期限切れの水でも密閉状態であれば飲用可能であるとお知らせしましたが、メーカーの人から注意点も教えていただきました。
密閉状態だと思っていても、ペットボトルに知らないうちにキズなどがつき、密閉が保たれていなかった場合には、雑菌など繁殖する可能性があるそうです。
長い間保管していればいるほど、ペットボトルに傷がついていたり、物をぶつけたりしてペットボトルの蓋が完全密閉されていなかったなどということも起こる可能性が高くなります。
賞味期限切れの水を飲む際は、必ず完全密閉状態かどうかを確認してから飲むようにしましょう。
賞味期限切れの水に頼らなくてもいいようにしよう
密閉状態の賞味期限切れの水は、飲用可能であることがわかりましたが、できれば賞味期限内の水を飲むようにしたいですね。
期限切れになったものを飲むのは、最終手段と考えて欲しいなと思います。
それでも、いざ災害になれば、飲料用でなくても水はたくさん必要ですから、あえて捨てなくてもいいのかなと思います。
賞味期限切れということが分かるように、保管方法には気をつけたいですね。
小容量・大容量のペットボトルの使い分け
備蓄する水は、たくさんあったほうがいいと思いますが、ペットボトルの大きさも少し考えたほうがいいかなと思います。
たくさん用意しなきゃと思うと、2Lのペットボトルをケースで買ったりしてしまいがちですが、災害時は、家族がそれぞれ別の場所でいろいろな役割を担うことも考えられます。
そんなとき、500mlぐらいのペットボトルの方が、それぞれの家族に持たせやすいし、持ち運びに重くもなりません。
反対に、大量の水を使用するときには、一度に運べる2Lの大きなペットボトルの方が、何度も往復しなくていいので便利ですよね。
状況に応じて使い分けができるように、いろいろなサイズの水を用意しておくほうがいいかもしれません。
備蓄場所は複数に
せっかく購入した備蓄用の水を1箇所にまとめてしまうと、もし万が一、何らかの理由でその場所に取りにいけなくなってしまうと備蓄品が全滅になります。
出来るだけリスクを分散させるため、備蓄場所は複数にした方が賢明です。
1階と2階の両方に用意するのもいいですね。
車や倉庫などにも備えておくのもいいかもしれません。
まとめ
普段は水の重要性ってあまり感じないかもしれません。
でも、水が出なくなってみると、手を洗うにも、顔を洗うにも、歯磨きするにも、トイレに行くにも、お風呂に入るにも、喉を潤すにも、本当に水がないとなーんにもできないくらい重要なんですよね。
家のお掃除にだって、水がなければはかどりません。
人間は食べなくても水だけで何日間かは生きられることもあります。
いざというときのために、ぜひ水は用意しておいてくださいね。
万が一、賞味期限切れになったとしても、密閉状態なら無駄にはなりませんから。
0 件のコメント:
コメントを投稿